HG サイコ・ザク パチ組レビュー : その2 組み立て

『HG 高機動型ザク "サイコ・ザク" 』パチ組みレビューです。
今日は足から全身までを組んでいきます~(。・ω・。)ノ
これもお盆だよ!ガンプラ祭り!開催中に組んだキットなので、パーツ群の写真はありません。
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では、レビューしていきますよ~。
・足~大腿部 完成


ソールに肉抜き穴があるものの、その他の色分け・分割は良好。目立つ合わせ目は大腿部程度でしょう。
足首はザク系にしてはそこそこ動きます。まぁ地上で活動しないタイプのMSなので、接地性は最小限で問題なし。
膝関節はやや古い設計で、本来は110度位は曲がります。…が、動力パイプのせいで90度が限界ですね。
大腿部は三重ロール軸なので可動は良好。
開脚性能もスカート付きにしては良好。上手くスカートを逃がすことができれば結構開脚できます。
足首○、膝△、大腿部○といった感じ。
・腰~胴体部 完成


腰部・胸部にも細かなアポジモーターが。
パーツ分割は良好ながら、スカートのオレンジ部がかなり足りないですね~。
スカートは前と左右が可動。フロントアーマーは左右切り離すと独立可動できるのでオススメの加工です。
これを行う事で下半身の可動を大幅に広げることができます。
腰部と腹部を繋ぐ部分はカバーを被せているだけで、腰部から伸びる太い軸でバックパックを背負う胸部を支えます。
本来はそこそこ動く設計なのですが、動力パイプのせいで可動域が大きく狭められています。
肩関節基部には前方へのスイング機構(カバー付)があり、長大な武器を構えやすくなっています。
各部アーマー△(左右切り離せば○)、腰部-、腹部△、肩関節基部○といった感じ。
・肩~手首 完成

スパイクアーマーはど真ん中に合わせ目が来ますね…。まぁスパイク自体はピンピンに尖ってますし、別パーツなのでここは十分頑張ってくれていると思います。
シールドも合わせ目は目立ちません。
ただ、肘関節・前腕部外側には合わせ目が出てしまいますね。
可動域としては肩関節は胸部側の引出機構があるので良く動きます。胸を張ったり、腕を前方へ伸ばす動きが得意です。
反面、シールドやアーマーの干渉で肩を上げる動作は苦手。これらが武器構える時にも絶妙に干渉するんですよね~。
肘関節は90度程。デザイン上仕方ないんでしょうね…。
布っぽいモールドはいい感じなので、一長一短ですね。
手首はやたら豊富に付属。左右握り手・左右平手・左右武器持ち手の6種!!
特にありがたいのが左武器持ち手!
ただ、保持力はやや弱め。
肩○、肘△、手首○(保持力△)といった感じ。
・頭部 完成

頭部はしっかりモールド入った物が付属。ブレードアンテナもシャープでいい感じ。
モノアイは凸モールドのみで1パーツ。顎下から動かせるのがありがたいですね。
・バックパック~武器等 完成



夕方から組み始めて深夜2時になっても組み上がらず「もう勘弁してくれ…」と弱音をあげる程豊富な武器が付属。
ジャイアントバズ*2
ザクバズーカ*3(別途 マガジン*4)
シュツルムファウスト*4
ザクマシンガン*1(別途 マガジン*4)
ヒートホーク*1 が内訳ですね。
もう堪忍して!円筒パーツのゲート処理と合わせ目消しはメンドクサイの…><。
※残念ながらビームバズーカは付属しません
バックパックは長大なプロペラントタンクが2本と、サブアーム2本を備えた大掛かりな物。(一応スラスターついてるからシュトゥルムブースター扱いなのかな?)
プロペラントタンクは武器搭載用のラッチも兼ねており、ここに上記の武器をガン積みして、サブアームでザクに手渡すシステムです。
ただ、サブアームは展開/非展開を差し替えで再現している上、展開後のサブアームも固定式&ガッツリ肉抜き穴のちょっとがっかりな仕様。
・素体 完成

本体のザクは『高機動型ザクII』そのものですが、操縦・駆動系にBMI(ブレインマシンインターフェイス)であるリユース・P・デバイスを使用した『「リユース・P・デバイス装備 高機動型ザク』が正式名称との事。
「長いからサイコザクでいいや!!」
なので、武器てんこ盛りな状態が『サイコザク』の所以ではないので注意。
あくまで『搭乗者の四肢を切断しMSに接続する事で、MSを自分の四肢の様に扱えるようにした機体』が『サイコザク』なのです。
※しかもサイコの名を冠する機体なのにサイコミュ技術は使用されていません。これはあくまで四肢への伝達信号を挙動に反映させるインターフェイスなので、脳波云々は無関係。
・フル装備


で、そのサイコザクに武器てんこ盛りしたのがこの状態。
ぶっちゃけ四肢の挙動のスムーズさが最大の特徴なのに、射撃特化ってのは如何なものだろうか…?と突っ込むのは野暮でしょうかね?。
確かに照準付けたりするのには良いんでしょうが、しょぼんぬ的にはその追従性をフル活用してガンダムファイトして欲しかったですね~(´・ω・`)
○アクション
と言ってもフル装備状態ではほとんど動かないんですけどね。
・サブアーム展開


サブアームは差し替えで展開。
可動部は基部とそこに繋がる1軸しかないので、可動域は広くありません。
ザクマシンガンを拾って左手に~という感じ。


サブアームの”手”の部分はただのスリット。内側の軽い出っ張りの摩擦力で保持します。
バズーカも余裕です。
・周辺警戒

サブアームフル展開で4本のバズーカを装備!!(キリッ …だとかでぇ///
サブアームはあくまで懸架してる物を腕に持ってくる程度の出力なので、バズーカの反動には耐えられないでしょうね。
ザクマシンガンとか命中とか考えてないシュツルムファウストとかならイケるっぽいです。
・ヒートホーク装備

RPDは四肢の自由度がキモなんで、近接戦闘は有利!と思ったんですが、相手はビームサーベルでしたね…。
・ザクマシンガン装備

両手持ち余裕!素晴らしい!
もともと左手で使う事前提だったらしく、サブグリップは右手向き。(組み替えれば右手用にも出来ます)
・ザクバズーカ装備

左右武器持ち手があるのはありがたいですね。バズーカ2本持ちはやっぱりカッコいいですね。
サイコザクは経戦能力が高そうなんですが、時間が経てば経つほど弱体化していくんで長期戦は不利ですね。
武器撃ち尽くしたら『妙に運動性が高いザク』ですからね。
・ジャイアントバズ装備

まずはこれを最初に撃ち尽くすっぽいですね。予備弾倉も無ければホルダーもありません。
『HGUC ドム』の物とはサイズもグリップも異なる新規造形。
・ビームバズーカ装備(キットには付属しません)

『HGUC ドム/リックドム』より拝借。
漫画版では使用しませんでしたが、アニメ以降は公式に装備として追加されたみたいですね。
ザクが単体で撃てるって事はジェネレーター内臓なんでしょうね。ジオン恐るべし!
なお、小型化できずに大きくなっちゃっただけな模様…
・縦長に

漫画の1コマですね。
インパクト強かったんで、再現してみました。
・横長に

こちらも漫画の1コマ。
ジャイアントバズでサラミス沈めた後のヤツです。
総評※しょぼんぬの主観です
満足度 75点/100点(武器の豊富さで+10点)
(組み易さ:× プロポーション:◎ 可動域:△ 色分け:△ ボリューム:◎)
これでもか!!という程大量の武器が詰まった素敵なキットでしたね~。
こんなに一度に武器組んだのは『HGUC フルコーン』以来ですよ。
組み立てにも撮影にも時間はかかりましたが、非常に満足度が高い良キットでした。
バーニアのゲート処理が大好物❤な人には特にオススメです!!


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