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【自作】自作デカールのススメ 【データ作製編】

tec_inkscape_009.png
今日は自作デカールの『データ』の作り方の説明をしていきますよ~。

イラストレータは高くて買えないので、フリーソフトの『Inkscape』を使っていきます。

※個人での使用に限定しても法的にはギリギリジャーマングレーなので、販売や譲渡等は余裕でアウトです。
あくまでも個人の趣味の範囲でお願いします。

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では、説明していきますよ~。

0.画像データの種類について
tec_inkscape_000.jpg
画像の形式には『ラスタ画像(左)』と『ベクタ画像(右)』の二種類があります。
※上記の画像はラスタ画像なので、拡大したら右のベクタ画像もジャギジャギになります。

 ラスタ…jpgやbmp、pngといった比較的ありふれた画像形式。小さな点の集合体で表現されている為、複雑な描写・表現が可能なのが利点。欠点は拡大縮小に弱く、小さな画像を拡大するとぼやけたりエッジがジャギジャギになる事。

 ベクタ…Illustrator(イラストレータ)やInkscape(インクスケープ)等のドロー系ソフトで使用可能な形式。      ラスタと違い、数式で描くので拡大縮小思いのまま!(実際作業する時はモチを伸ばして絵を描く感じ)欠点は複雑な描写が苦手で、慣れるまで少し時間がかかるという事。

今回は拾ってきた『ラスタ画像』を『ベクタ画像』に変換(物理)して、デカールデータにしていきます。
※ラスタではデカールレベルの大きさに縮小するとちょっとキツイので…


1.画像データを拾ってくる
ネットは広大だわ…(お察しください)
もしくは雑誌等をゲフンゲフン…(お察しください)


2.画像をInkscapeに取り込む
tec_inkscape_001.jpg
Inkscapeを起動し、開きたいファイルを選択します。
すると上記の様な画面が出てきますので良くわからないのでOKをクリック。
 ↓
tec_inkscape_002.jpg
これでjpg画像をInkscapeで開いた状態になります。
ここではまだラスタ画像なので、ズームすると線は昔のドットゲームみたいになります。


2-b.ビットマップトレース機能(省略可)
tec_inkscape_003.jpg
簡単な図柄&詳細に拘らないのであれば、『ビットマップトレース機能』を使うと一発で終了します。
[パス]-[ビットマップをトレース]を行い、色数にチェックを入れてスキャン回数をクリックするだけ!
 ↓
tec_inkscape_004.jpg
なお、基本的に元画像より劣化する模様…(´・ω・`)
こちらは元画像(左)とビットマップトレースしたベクタ画像(右)です。
面倒ですが、一本一本パス引いた方が早いっぽいです。
ちなみに…

tec_inkscape_005.jpg
こちらが元画像(左)としょぼんぬが手打ちしたベクタ画像(右)です。
左右の見分けがつき難いどころか、元データより線がハッキリしています。

tec_inkscape_006.jpg
こちらはビットマップトレースしたベクタ画像(左)としょぼんぬが手打ちしたベクタ画像(右)です。
 
本当に単純で色のコントラスト等がハッキリしている画像ならトレース機能でどうかなるんですが、このレベルの複雑さではもうお手上げな模様。


3.パスとは?
tec_inkscape_007.jpgtec_inkscape_008.jpg
まずはパス・ノード・ハンドルの説明から。
パス…上の画像の赤くて細い線がパスです。ざっくり説明すると『線の骨組み』の事。 この線を骨組みとして、実際の線の色や太さ等を設定していきます。

ノード…上の画像のグレーの◇がノードです。ノードとノードの間を繋ぐのがパスです。まぁ頂点とか関節みたいな物だと思ってください。

ハンドル…ノードから生える〇---◇---〇←この丸いのがハンドルです。 パスの角度や歪曲具合を調整する物です。

実際はソフトを触りながら感覚的に覚えていくものなので、以下の動画を観てみてください。
5 倍 速 で す が


4.実際にパスを取ってみる

…と、こんな感じで結構さっくり作れます。
これは動画を撮りながらだったので時間がかかりましたが、それでも実労働時間は40分程度でした。
もし「早過ぎて何やってんのか分からない」という声があればチャプター毎&速度を落とした動画をあげようと思います。
※「youtubeで見る」を選択すれば、字幕?が付いてきます。

作業としてはペンツールで頂点(ノード)を設定しパスを引き、ハンドル等で調整するの繰り返しです。
この概念とレイヤー構造が分かっていれば大丈夫。
※レイヤーは『透明のシートに描いた絵を重ね合わせて一つの絵を作る』もの。

ガルパンで難しいのはアンツィオと聖グロ位ですかね…。
あんこうとか大洗校章とかは意外と簡単ですよ。


さて、これでデータの作り方は紹介できたので、次は実際にシールを作る工程を紹介できればな~っと思います。

あ、このデータは1/48のデカールが無かった為、仕方なく製作した物なので、純正品があればそれを購入しましょうね~
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テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

tag : テクニック デカール自作 データ作製 Inkscape

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No title

肩にピロの文字が入った百式を作りたいなと思っていたのですが、
デカール自作なんてできない…と思っていた私に渡りに船です。
すごい参考になります!

コメントありがとうございます

>>ソルト君とビネガーちゃん さん

嬉しいコメントありがとうございます(*´ω`*)
拙い解説で申し訳ないのですが、ソルト君とビネガーちゃん さんの模型ライフの一助になれば幸いです。

文字だけなら文字を入力するツールもあるのでさっくりできるかもですね~。
後、小技として『貼り付け位置の写真を撮って、その色をスポイトでピロの周りに配置する』と白地のデカールでも余白を誤魔化しやすくなりますよ。
まぁ、下地が薄い色なら透明タイプのデカールを使えばいいだけなんですが。


ん…?ピロの字?まさかピロシキですか!!

素晴らしいセンスですね。同志ソルトスキーと同志ビネガーシャ。
ピロシキの完成を祈っていますね。
じゃあねピロシキ!ダスヴィダーニャ。(ガルパンネタ)
プロフィール

しょぼんぬ

Author:しょぼんぬ
長崎県在住の量産機大好きなR36モデラー
模型サークル【チームちゃんぽん】のメンバー

職業:とある車校のジム(凸)

ガンプラレビューを中心としたブログです。
HGをメインに戦車やら何やら気になるキットを組んでいきます。
※12-6月の間は活動が鈍ります(´・ω・`)


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