HGUC フルアーマー・ガンダム (GUNDAM THUNDERBOLT Ver.) パチ組レビュー : その2 組み立て

『HGUC フルアーマー・ガンダム(GUNDAM THUNDERBOLT Ver.)
今日は足から全身までを組んでいきます~(。・ω・。)ノ
以前購入して放置していたのですが、サイコザクの出来が良過ぎて並べて飾りたい欲求が爆発しました。
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では、レビューしていきますよ~。
・足~大腿部 パーツ群

スリッパには蓋があるのでありがたいですね。
各部関節パーツには布っぽいカバー状のモールドがあるので、ここの合わせ目消しはめんどくさそう…。
脚部は巧みな構成で、アキレス腱の少し上位にしか合わせ目が出ません。
大腿部は前後の挟み込みですが、モールド風に処理されているので問題なし。
対象年齢が高いだけあって、細かなパーツが多いですね~。
お盆休み中にガンプラ童貞捨てたばかりの甥っ子(9歳)には組めないでしょうなぁ…。
・足~大腿部 完成


足首は前後へはそこそこ動きますが、左右はアンクルアーマーが干渉してしまいます。
膝関節も布状のモールド付という特殊な形状の為、可動域はやや狭め。90~100度程度ですね。
大腿部は三重ロール軸なので開脚性能は良好。
ただ、リアアーマーが可動しないので、足を後ろへ回しにくいのが難点。カトキ立ちが困難です。
足首△、膝△、大腿部○といった感じ。
・腰~胴体部 パーツ群

腰部は細かい分割。ヘリウムコアがちゃんと別パーツになってますね~。
腹部は一体成型のパーツで関節部をカバーする形式なのでありがたい。
胸部は珍しい上下の挟み込み式。バックパックの重みに負けて開いてこないように…との配慮でしょうね。
・腰~胴体部 完成

フロント・サイドアーマーは可動。フロントは切り離し加工で左右独立可動させることができます。
リアが動かないので脚部の可動域が制限されますね。
腰部~胸部はBJ接続で、腹部はただのカバー状態なのでロール可動のみ。
これも腰部をしっかり固定し、バックパックの重みに耐える為でしょうね。
肩関節基部には前方への引出式BJ機構があります。
各種アーマー○、腰部△、腹部△といった感じ。
・肩~手首 パーツ群

肩アーマーは合わせ目が真ん中に来てしまいますね~。
肩関節基部を挟み込む形式なので、合わせ目を消すなら後ハメ加工が必要です。
上腕、関節、前腕ともに合わせ目がど真ん中に出ますね…。
手首は珍しく真っ白!
・肩~手首 完成

肩アーマーが大きめなので、肩関節の可動域は狭め。ただ、水平以上には上がります。
姿勢制御用のバーニアが多数付いていて、ちょっとした接触でポロっと取れちゃうので紛失には注意!
肘はそこそこ曲がって150度程。
腕部に直付けする武器がメインなのでこれはありがたい。
手首は左右握り手と左右武器持ち手が付属。
平手が無いのが寂しいですね。成形色が白なので、無塗装のパーツでは流用できないのが欠点ですね。
肩○、肘○、手首○といった感じ。
・頭部 パーツ群

頭部は前後モナカのシンプルな物。
ツインアイもクリア成形とかではなく、オプティカルシーカーと一体成型ですね。
トサカのアンテナも別パーツです。
・頭部 完成

アンテナはシャープでいい感じなのですが、これはさすがにオプティカルシーカーがデカすぎ…。
あれかな?メインカメラ押し込まれてうにゅっと押し出されちゃったんですかね?
・バックパック~武器等 パーツ群



武器やバックパックはほとんどがモナカ割ですね…。
長物や表面が複雑な物もあるので処理が大変そう…。
・バックパック~武器等 完成


二連装ビームライフルとロケットランチャーは専用のグリップ付。グリップを介さずともそのまま前腕部に装着する事もできます。
シールドを装着する前提らしく、外すと接続ピンがガッツリ露出してしまいます…。



バックパックのビームキャノンとミサイルランチャーは基部で若干のスイングが可能。
サブアームは差し替えで展開/非展開を再現。
可動軸が基部の上下スイングと、アーム付根のロール軸のみなので自由度は低め。
・素体 完成

バックパックまで取っ払った状態。
作中のラストはこの状態から更に各種アーマーをパージしていたのですが、それの再現は不可。
※プレバンにその状態を再現したキットがあるそうです。
贅沢言ってるのはわかってるんですが、肩のミサイルは開いて欲しかったな~…。

バックパックのみの状態。
これが破綻なく再現できるもっとも装備が薄い状態です。

サブアーム非展開状態でのフル装備。
本来、サブアームはEパック交換用とかその程度の役割だったっぽいのですが、ダリル君の狙撃能力が高過ぎたためシールド4枚という幕ノ内も真っ青なピーカーブースタイルになっています。
・フル装備

顔や武器が隠れてしまうので左サブアームのシールドは外しています。
スナイパー対策でサブアームにまでシールドを懸架した防御偏重のまさに”フルアーマー”といった状態。
サブアームがもう一関節でも動けばもっと表情豊かなポーズが取れるんですケドね~。
○アクション
FAらしく、段々装備をパージしていくイメージで。
・二連装ビームライフル

FAガンダムといえばこれは外せませんね。
肩のバーニアへの干渉があるので注意してポーズを取らせましょう。
・ロケラン

「いい加減に死ねぇ!」と主人公が言っちゃいけないセリフを吐きながらイオ君がぶっ放したアレです。
ミサイルランチャーが左右に振れればもう少しいいポーズが取れるんですが…。
・上方への射撃

シールドを1つ使い終えて投棄した後、サイコザクへの砲撃。
・軽装化

両腕のシールドを外した状態。
内側からならピンが見えないので、そこそこ見栄えがいいですね。
・バックパックをパージ

本編でもあったバックパックをパージする瞬間をとらえた貴重なシーン。
ベースの支柱を2つ使えばそれらしく撮ることができますよ。
・後20分…

サーベルがあと5分、ガンダム本体も20分しか活動できない状態まで追い込まれたイオ君。
それでも「ジャズが聴こえるか?義足野郎。貴様の命を貰いに来たぜ」とまだまだ好戦的!
なのですが…
・正面から

最後はフル装備で正面から!
いくら特殊な操縦デバイスがあるとは言っても、こうもガッチガチに固めたガンダムにザクで勝てってのはちょっと無理があるんじゃないかなぁ~…。
なお…
総評※しょぼんぬの主観です
満足度 65点/100点(顎がデカすぎるので-5)
(組み易さ:△ プロポーション:○ 可動域:△ 色分け:○ ボリューム:◎)
さぁ、購入からずいぶん経ってしまいましたが『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のもう一つの主役機『FAガンダム』のパチ組レビューを終えます。
武器のボリュームや全体的なフォルム(顎以外)はいいのですが、如何せんバックパックの可動域が狭すぎますね…。
せめてサブアームがもう少し動いてくれれば…。
キット自体の総評自体は低めになってしまっていますが、数値に現れない満足感は結構高かったので、まだ組んだ事が無い方にはオススメできるキットですよ~Σъ(`・ω・´)


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