HG ハインドリー 小改造製作レビュー : その1 脚部の後ハメ加工と合わせ目消し

『HG ハインドリー』制作記です。
今日は脚部に後ハメ加工していきますよ~(。・ω・。)ノ
グラスレー社のキットは裾の側面に合わせ目が露出するものがほとんどなので、ハインドリー、ハインドリーシュトルムは同じ工法が使えますし、ベギルベウ、ベギルペンデ、ミカエリスにも転用できますよ。
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・脚部の後ハメ加工と合わせ目消し

ハインドリー含むグラスレー機は脚部側面に合わせ目が出るので、後ハメ加工を施した後に接着し合わせ目処理をしていきます。
合わせ目の量はジェターク>グラスレー>ペイルの順で多くなりますね~
行程としては
1.脚部のフレームをスネのピンの上で切断
2.ふくらはぎ内部の干渉部をナイフとヤスリで切削
3.脚部外装前面内側の固定ダボ上面を切り欠く
4.抜き差しチェック
5.接着して合わせ目消し
程度の簡単な作業です!

1.脚部のフレームをスネのピンの上で切断
脚部フレームをスネの部分で切断するのですが、下半分は外装の固定にも使用するので固定ピンの上をノコで切断。
切断自体は雑でもいいんですが必ずピンの上で切断してください。
2.ふくらはぎ内部の干渉部をナイフとヤスリで切削
1が済んだら脚部フレームの干渉部を除去していきます。
上図のマーカー部が干渉する所なので、側面のでっぱりと後ろ側のピンをナイフでざっと切り落としヤスリで整面します。
側面のでっぱりを落とす時は天井まで切らないように注意!
ここが組み立て時のストッパーになるので必ず残してください。

3.脚部外装前面内側の固定ダボ上面を切り欠く
上図は脚部前面外装の内側です。
マーカーを付けた部分をナイフやタガネなどで切り欠いて、脚部フレーム前面のピンが上から入るようにします。
現物合わせで上から抜き差しできるようになるまで調整を続けましょう。

4.抜き差しチェック
微調整を繰り返して、軽く力を入れたらハマる程度の固定具合にしましょう。
緩くなってしまっても最終工程で接着すればいいだけなので気楽に生きましょう!
逆にかなり力まないと抜き差しできない程度の嵌合具合だと接着後の組み立てで割れる可能性が上がるので調整した方がいいですね~。

上記加工が済んだら接着して合わせ目を消します。
KPSなのでやや面倒ですが、折角なので丁寧に処理していきましょう。
・上腕部の後ハメ加工と合わせ目消し

上腕は変な所に合わせ目があって、反対側にスジボリ入れても誤魔化せそうにないので接着していきます。
ここは元々後ハメ加工済みみたいなものなのでありがたいですね!


上腕部はこのような3パーツ設計で、上腕部のロール軸にC字型のパーツをパチン!とハメる方式ですね。
幸い前腕部は段落ちモールドで合わせ目が目立たないのですが、ややポロリしやすいので前腕前面外装とC字型パーツのダボに接着材を塗り固定。
前腕後部外装だけを外せるようにしているので、全塗装後に前腕を上腕に組み付けることができます。

上記が済んだら外装を接着して合わせ目消し。
ここのマイナスエッジはのちの工程で彫り込んで別パーツっぽく見せます。
なんでしょうね…この元の合わせ目は必死こいて消すくせに、分割ラインっぽいスジボリを入れちゃうアンビバレンス…
・バックパックの合わせ目消し

バックパックのスラスターは下部の一本だけ合わせ目が露出するので普通に接着して処理。
他の二本は段落ちモールドとして処理されてるのに…
という訳でハインドリー制作記スタートです。
インボイス対応や11月11-12日に熊本で開催される9MC(九州モデラーズキャンプ)という展示会に参加する為に急ピッチで制作しているので中々更新できていませんが、合間合間でアップしていこうと思います!
そこまで大きな改修を施していないのであっさり目ですが、ハインドリーを制作するにはお役に立てる内容だと自負しています
次は各部の肉抜き穴埋めですかね~

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