HGUC 89式ベースジャバー 小改造製作レビュー : その1 合わせ目消し~全塗装

『HGUC 89式ベースジャバー』製作記です。
珍しく突貫工事で製作していったので合わせ目消しから塗装まで一気に仕上げていきました!
SFS好きなんでもっと色々出してほしいなぁ…
-----
---
-
・後ハメ加工と合わせ目消し

「塗り分けはマスキングでいこう!」と間違った頑張りを発揮してしまったので、後ハメはほとんどありません。
合わせ目消しも長い合わせ目が多く、しかも曲面なのですこぶる面倒くさかったです…。
一部メインノズル基部(上図上端の台形の部分)に後ハメ加工を施しましたがこれは"合わせ目消し用の後ハメ"です。
奥まった部分でヤスリ入れにくいんですよね。


干渉する部分をザクザク切り落として、スポッとハマるようになったらOK!
どうせ塗装完了後には瞬着でガッチリ接着するんで問題なし!
・サフ吹き
傷チェック用に捨てサフ吹いて、2-3度リカバリーした後に本サフ吹いていきました。
使用サフは『ガイアノーツ メカサフ スーパーへビィ』
吹き付けはサフ専用機として購入した『タミヤ スプレーワーク ベーシックエアーブラシ』を使用。
0.3mmなんですがサフでも詰まらず吹ききってくれるので重宝しています。
・マスキング

今回はマスキング箇所の宝庫みたいなもんだったので"6パターンのマスキング"を試してみました。
トラスフレームの内側は若干スペースがあるので
1.紙を短冊状に切り、隙間に差し込み(ざっくり)足りない部分にマステでフタをする
2.紙をトラス内側の形状に似せて切り、エッジにマステでフタをする
3.マステを細切れにした物を敷き詰める
4.大き目のマステを貼り付け、エッジ部分をカッターで切る(現物上で)
の4種でやってみました。3-4か所マスキング漏れがあった程度で及第点。
貼り付けの手間は2>3>1>4
マステの消費は4>3>2>=1
傷がつくリスクは4>3>2>1
漏れるリスクは3>2>4>1
という感じでした。
マステの消費と手間、漏れや傷のリスクを考えれば1か4ですかね?
紙を挟むことで保護面を広範囲に守れますし、マステもある程度節約できるんですよ。
でも面倒くさいのが難点。
広範囲をマスキングする時は迷わず紙を使います。
それこそそこらで売ってるコピー用紙や、何なら裏紙でもOK(薄手の物は避けましょう)
5.紙で大部分をカバーし、境界線部を短冊切りしたマステで塞ぐ
6.キャノピー部は付属のシールでマスキング
で完成ですね。ここはノーミスでした♪
シールを使ったマスキングは意外とお手軽なんですが、端っこが浮いたりしてちょっとリスク高め。
・ラッカー塗装

カラーレシピに添って混色しようと思ったらメイン色が手元になかったので近似色で代用していきました。
再現しやすく、似た色合いになったので割と満足してます♪
外装部ブルーグレー [(C)370 エイザーブルー]40% : [(G)071 ニュートラルグレーI]30% : [(G)073 ニュートラルグレーIII]30%+ [(C)40 ジャーマングレー]少量(1滴)
外装部ダークグレー サフ色まま
スラスターノズル、センサー下地 シルバー [(C)SM203 スーパーアイアン2]100%(3倍希釈)
キャノピー [(G)045 クリアーイエロー]100%
センサー? [(G)041 クリアーレッド]100%
ですね。
着陸脚のスキッド部はマスキングしてラッカー塗りしましたが、あとの細かい部分はエナメル部分塗装で行きます。
・エナメル部分塗装

エナメルはラインやハッチ等の色分け用ですね。
ブラシ吹き用の溶剤は『ガイアノーツ 速乾性エナメル系溶剤』を使用して、溶剤浸食によるパーツの割れを予防します。
ライン等 白 [(T)XF-2 フラットホワイト]100%
各部凹凸 グレー [(T)XF-54 ダークシーグレイ]100%
リタッチ、キャノピー周囲 [(T)XF-63 ジャーマングレイ]100%
ですね。ブラシで吹くときはタミヤの【撹拌棒(金属製の耳かきみたいな奴)1すくい:溶剤スポイトで1滴】位の希釈率で行います。
広範囲はブラシで吹くとムラなく吹けていい感じですよ~。
ガイアのエナメルは吹き付けた後も粘度が高くてちょっと扱いにくいかな…?
・8割完成

いい感じに仕上がったのですが、バーニアが寂しかったので小細工していきます。
・エナメルチタン焼き

エナメルのクリアブルー→クリアイエローを重ね塗りしてチタン焼けっぽくしていきます。
本来は青→紫→黄色…となるはずなんですが、直前に0.2mmハンドピースの分解清掃しちゃって汚したくなかったので今回は二色!!
エナメルなので気に入らなければ溶剤で落として何度でもリテイクできるのが強みですね♪
またやる気が出たらリテイクしていこうと思います。
・デカール貼り

『HGUC ジェガン[ラー・カイラム配備機]』の余りデカールを貼り付けていきました!
これで工作は終了!クリアコートして完成ですね~。
パチ組みから塗装完了まで(夜の乾燥時間を除き)ほぼ1日で行った突貫作業でしたが、割と満足できる仕上がりになりそうです!


- 関連記事
-
- HGUC 89式ベースジャバー 小改造製作レビュー : 最終回 完成 (2020/08/07)
- HGUC 89式ベースジャバー 小改造製作レビュー : その1 合わせ目消し~全塗装 (2020/08/06)
- HGUC 89式ベースジャバー パチ組レビュー : その終 本体とMS搭載法など (2013/06/17)
- HGUC 89式ベースジャバー パチ組レビュー : その1 ランナー紹介 (2013/06/16)