HGUC アッガイ 製作レビュー : その1 いきなりサフ吹き

『HGUC アッガイ』製作記です。
今日はABSの合わせ目消しからいきなりサフ吹きまでしていきますよ~(。・ω・。)ノ
ABSの合わせ目消し接着剤の選定用に使っていたのですが、いい感じに合わせ目が消せたので塗装していく事にしました。
ので、いきなりサフ吹きからのレビューとなります♪
やってる事はゲート処理と合わせ目消し程度なので、書く事少ないですしね。
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・合わせ目消し

アッガイのフレームはABSなので使用する接着剤を選びます。
普通のプラ用接着剤ではABSを溶かせないので、きちんと使用できるかを確認してから作業に入りましょう。
今回合わせ目消しの実験で使った接着剤は4点。
1.セメダイン 接着剤 ABS用
2.GSIクレオス Mr.セメントSP
3.GSIクレオス Mr.セメントSPブラック
4.アクリルサンデー
セメダインの物は非常に粘度が高く、接着力は高いものの乾燥も遅く若干扱いにくかったです。
今回メインで使用したのは普段から使用している2と3の『Mr.セメントSP』
成分にアセトンが入っていたので、ABSにも使えるはずだよね…と使用してみたところ、しっかり合わせ目を消す事ができました。
しかし、ABSを溶かす能力はやや低めな上、乾燥も早いので慣れるまでは失敗しがち。できればSPブラックで量を確認しながら使いましょう。

パチ組んで7-8年以上経過してABS関節がギチギチになっていたのでバラす時にねじ切ってしまいました…。
0.5mm真鍮線で補強しつつアクリルサンデーを流し込んでリカバリー!
アクリルサンデーはホームセンターのアクリル材売り場に置いてあるアクリルやポリカーボネート用の接着剤。
純粋な溶剤なので流動性が高く乾燥も早いので合わせ目処理には最適でした。
付属するスポイトでは扱いにくいので、100均で売ってるネイル用の細筆(接着材の内側についてるようなヤツ)でスミイレするように流し込んで使うといいかも?

ちゃちゃっと合わせ目消し終了~♪
これで一記事書けるかもしれませんね~。ちょっとまとめてみようかと思います♪
・洗浄

ヤスリがけが終わったので洗浄していきます。
ザルに入れてざっと水を流してホコリを落とし、スプレー式の中性洗剤を吹きかけて気になる部分を歯ブラシで擦ってから超音波洗浄機にドボン!
ミ゛ィィィィ……と複数回作動せたらまたザルに移して水で濯いで洗剤を落とします。
軽く水を切ったらランドリーネットに入れてから『サラダスピナー』に入れてギュンギュン回して強制脱水!
※ランドリーネットはファスナー等に金属が使用されていない・できるだけ目の細かいもの を使用しましょう。
・サフ吹き


アッガイ自体、外装にほとんど合わせ目が出ない親切設計(胴体側面のみ)なので、合わせ目消しは最小限で済みました。
ネックはABS製フレームの蛇腹っぽいモールドだったのですが、これも問題なくクリア!
次なるABSの欠点である"溶剤で割れる"をクリアしていきます。
ガイアのサフは使用対象にABSと明記されている物があるので、それを使用していきました。
使用サフは
『ガイアノーツ NAZCA メカサフ へヴィ』
を使用。関節部はそのままサフ色を生かすつもりです。
吹き付けはサフ専用機として購入した『タミヤ スプレーワーク ベーシックエアーブラシ』を使用します。
ABSの割れ対策の基本としては
1.できるだけパーツをバラす
2.吹き付けたら即乾燥するくらいの距離で吹き付ける(砂吹き)
3.浸透防止用塗膜が出来たら本格的に乗せていく
なので、吹き方はそれに準じます。
が!今回は膝関節を挟み込んで接着しているので、パーツを組み込んだ状態での塗装になりましたが問題なくクリアできました。
結局溶剤がABSのクラックに浸透して割れるので、吹いたら即乾燥!レベルの距離で吹き付けるのが一番ですね。
というわけでいきなりサフ吹きまで行ってしまいました。
今製作中のABSフレームの接着実験用に使用したのですが、せっかくなので塗装までしていこうと思います♪
何色にしようかな~?


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