【バンダイ】 1/20 王蟲とナウシカ 製作レビュー : その2 製作中 【プカップ3】

『1/20 王蟲とナウシカ』製作記です。
今日は本体の製作とヴィネットを作っていきますよ~(。・ω・。)ノ
しょぼんぬの楽して最多脚賞狙っちゃうぞ!という下卑た考えでチョイスされた王蟲とナウシカ。
予想に反して"そのまま作って置いてもカッコ悪い"という事に気づいてヴィネットも製作する事になっちゃいました…(´・ω・`)

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・本体の製作


王蟲本体はフレームに頭部?の甲殻と胴体?の甲殻を挟み込み、下から腹部でカバーするという方式なので、ささっと合わせ目を消していきました。

合わせ目を消しただけでは生物感にかけるような気がしたので、甲殻の隙間をスジボリカーバイトで彫り込んでいきました。
使ったのは『ファンテック スジ彫りカーバイト0.3』です。
が、ここで第一の問題が発生。ガンプラなどで合わせ目をフラットにするスキルはあるのですが、"生物的なボコボコした表面を作るス知識"が無く行き詰まり。


模型仲間の助言を受け"コーヒーのかすプラパテに混ぜて合わせ目に塗布"する事でこれをクリア!
前足はパーツも接着する順番も遵守する必要があったので面倒でしたが、下の方の足は3種類の物を適当に配置していいよ!という感じだったので楽でしたね。
塗装も一か所だけランナーに付けた状態でまとめて基本色をブラシ吹きしたので思った程きつくなかったです♪
パーティングラインも流し込み接着剤で溶かしただけですし。
塗装については正直記憶があいまいです。そこら辺にある黒っぽい茶色っぽい物を適当に混ぜて作ったんで…。
ナウシカとテトのフィギュアは接着が必要な部分は接着し、肌色サフを吹いて基本筆塗りですね。
・ヴィネットの製作

というわけで脱!ヴィネット童貞に挑んでいきました。
土台の材料は
100均で買ってきた縁がある木枠
100均(ミーツ・セリア系)で買った木粉粘土
スタイロフォーム(30mm)※分厚すぎたので15mmでも良かったかも

とりあえずベースの大きさに合わせて切り出し。
ナウシカや王蟲を乗せてみて大まかなレイアウトを決めていきます。


スタイロがベースより上に来てるのは望ましくなかったらしく、スタイロフォームをスライスして薄くしていきました。
思った以上に綺麗に切れない(掘れない)ので、しびれを切らしてツールクリーナーをぶちまけたらどえらい事に…。
チェリーはせっかちでいかんですな

大まかな深さなどが決まったので、木粉粘土を盛りつけて地面を作っていきます。
本来は粘土を盛る前にスタイロフォームと土台を接着しないといけなかったんですが、先走ってそのまま盛ってしまいました…。
チェリーはがっついてていかんですな
木粉粘土とやらを触ったのは初めてだったのですが、これが非常に扱いにくかったですね…
練っても練っても接合しないというか…いつまでたっても段が消えないし感想も"最長1日"って書いてるのにいつまでたってもフカフカしてるし…
結局固まるかどうかってくらいで砂盛ったらこれまたバキバキにひび割れるし…もう散々でした(´・ω・`)

粘土の地面ができたので砂を盛っていきました。
砂は『モーリン ビーチサンド』を『スーパーフィックス 固着剤』を混ぜ込んだ水で練って指で擦り付けるように盛り付け。
これも配合が悪かったのか、そもそもスーパーフィックスを使う砂ではなかったのか(モーリンのビーチサンドは水だけで固まる)は不明ですが、乾いた荒野のようにバキバキにひび割れてしまい、その度に砂を足してはスプレーで固め…崩れては固め…を繰り返していくうちに何となく納得のいく形になっていきました。
モーリンの砂は"ネコ砂"と同じような成分らしく、水を含んで乾燥すると固まるんですが、水を再度含めば柔らかくなってしまうのでリカバリーがしやすい反面、再盛り付け時の水で崩れてしまうのが厄介でしたね…(´・ω・`)

次は酸の海の製作ですね。
水底をタミヤアクリルのダークグリーンとネービーブルーを適当に混ぜたり混ぜなかったりした物をペタペタ筆塗り。
時間帯が夜なのでかなり暗めに、かつ酸の海で生物は棲んでないはずなので淀んだ感じの色合いをイメージしています。
アクリル塗料が乾いたら『光栄堂 模型用モデリングウォーター』を注入しています。
が、先走るのがチェリーボーイの性。
アクリル乾く前に注入しちゃって"汚泥が舞い上がってる"みたいな感じになっちゃいました…(´・ω・`)

モデリングウォーターは1cmずつくらいしか注げないので、2回に分けて注入していきます。
左は1回目注入後に突っついてみたら指紋が付いたので、仕方なくアクリルスモークで誤魔化した所。
もちろん、この後スモークが乾く前に2回目を流したのでもやっとした藻っぽい物が発生しました…
真ん中は2回目の注入完了後、しっかり乾燥させていたら隙間風に巻き上げられた砂が水面に散らばって小一時間凹み、気を取り直して波を作っていきました。
波を作った材料は『グロスポリマーメディウム』。これを盛り付けて微妙な凹凸をつける事ができます。
また、薄く表面をカバーする事で"完全硬化後も若干ベタベタする"モデリングウォーターの水面をコーティングする事ができました♪
右はそれでも砂が目立ったので「予定にはなかったけど、もう白波立たせちゃおう…」と『水泡表現素材』を『グロスポリマーメディウム』に混ぜ込んだ物を再度塗布。
乾燥後にアクリルホワイトを軽く塗って波打ち際っぽく仕上げました。
ヴィネットはこれで大体完成ですね。
・王蟲の血

ヴィネットの方向性が"ペジテの壺っぽいガンシップ墜落後~ナウシカが酸の海に足を付けるまで"なので、ナウシカの服はピンクだし、目は真っ赤だし、王蟲は血だらけなんですよね。
適当にクリアブルー塗ってみても全然それっぽくならなかったので、上記の『グロスポリマーメディウム』にアクリルクリアブルーを混ぜ込んだ物を作ってみました。
スプーンの向かって左は『ヘビージェルメディウム+クリアブルー』、右が『グロスポリマーメディウム+クリアブルー』です。
ジェルメディウムの方が高く盛れて感想が遅い、グロスポリマーメディウムは薄くしか盛れませんが透明度と硬化後のぬめりは後者の方が好きだったのでGPM+クリアブルーを採用しました!
少し多めに作ったので、王蟲に撃ちこまれたアンカー周りにベタベタ塗っていきます。
…とこの間 約14日!※内実働日数10日程ですが、可動部とかなければ塗装は楽ですよね。
こだわろうにもスキルが無いのでこれ以上こだわりようが無く、これにて完成とします!
今回の失敗から得た教訓は"ちゃんと乾燥するのを待て"ですね。



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