HG 1/20 光武・改(大神一郎機) パチ組レビュー : その2 組み立て

『HG 光武・改(大神一郎機)』パチ組みレビューです。
ゲームプレイ時は"硬派ゲージ振り切ってた"方。どうも、しょぼんぬです。
サクラ大戦2ではゲーム最初期に「軟派で行こうor硬派で行こう」という頭のおかしい選択肢があり、これで主人公の性格が変わり選択肢の内容やその結果が変化するという変なシステムがありました。
プレイ内容でも硬派---軟派とゲージが左右されていく素敵仕様だったのですが、純情なしょぼんぬ少年は硬派な選択肢しか選べずに硬派ゲージが振り切れておりました…。
※この状態でも女湯には"体が勝手に…"と引き寄せられてしまう正直な大神一郎氏は嫌いじゃありません。
今プレイするなら軟派一択でしょうね!!
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では、レビューしていきますよ~。
今回は出先でパチ組んだのでパーツ群の写真はありません…
さくら機の時に紹介するので、そちらを参考にしてください。
・下半身


足首はソール裏面までしっかりフタがあり、つま先もスイング可動する素敵仕様。
アンクルガードもBJで少しだけ動いてくれるので、ポーズに追従します。
膝関節はご覧の通り90度程度くらいしか曲がりません。
でもこれ位動けば十分かと。

股関節は三重ロール軸なのでそこそこ可動域は広いですね。
まぁ、前垂れに干渉してそこまで大きく動かせないんですけど…。

開脚性能はこれ位。
接地性もそこまで高くない上、重心も高めなのでソール内に重り仕込んだ方がいいかもしれません。
前掛け(中央)はBJでグリグリと、左右のダクトっぽいのは軽く引っかかってるだけなので結構邪魔。
スプリングとかに変えてもいいのかな~?
・腕部

肩の可動域は無駄に広いですね。
このデザインで水平以上に上げられるのは驚異的です。
肩ブロックが半球状のパーツを組み合わせたロール軸を兼ねているのでここまで動かせるみたいですね。
反面、肘関節は90度も曲がりません。
手首はBJ接続なので、表情付け程度に手首を返すことができます。


手は差し替えで2種類付属。
平手?と武器持ち手ですね。
手甲?みたいなパーツは一組しかないので、手首を変える度に組み替えないといけないのはちょっとストレスかも。
・武器

武器は日本刀が二振り。
白狼と銀狼ですね。どっちも同じ造形なので判別つきませんが。
KPS製でかなり柔らかいので塗装する場合はマルチプライマー等を吹いた方がいいかもしれませんね~。
・素体 完成

前後から。
全体的なフォルムは完璧ですね!
分割線が目立つ部分が多いので全塗装するにはいくらかの後ハメ加工が必要になりそうですね…。


四方から。
頭の上にぴょこっと飛び出したインテークが光武・改の特徴ですね。
あと、誰の機体でも武器ぐらいしか差異が無いのも…特徴…ですね…。
光武はちょちょこ特徴的なパーツが付いていたと思うんですけど…。
まぁ、金型共有できるからこそ商品化されたわけですし、贅沢言っちゃ駄目ですよね。
○アクション
・ハッチ展開


おそらく本キット最大のギミック。
ガパっと前面装甲が外れて中の人が丸見えになります。
コックピット内部もしっかり作り込まれているので、色分けしていくだけでかなり模型映えすると思います♪
計器類はシールが付属するので安心!
人のフィギュアは…頑張って塗装しましょう!幸い目の水転写デカールは付いてきますので。
・立膝

見た目はずんぐりむっくりしてますが、以外にも立膝が可能です。
股関節と足首まわりの可動域改善できればアクションポーズももっと決まりそうですね!
・狼虎滅却・天地一矢

必殺技その一。と言ってもポーズも動きも覚えてないんですけどね…。
もう20年位前ですから…
・狼虎滅却・天狼天化

必殺技その二。
こちらもポーズは曖昧。
上半身(腕)はわりと柔軟なのでポーズは決めやすいです。
・かばう

股下に3mm穴が開いているので、各種スタンドが使用できます。
大神機最大の特徴はこの『かばう』ですね。
特定の相手をかばう事で、相手の好感度を上げつつダメージも0にするチートスキルです。
総評※しょぼんぬの主観です
満足度 80点/100点(思い出補正で+10)
(組み易さ:△ プロポーション:◎ 可動域:△ 色分け:○ ボリューム:○)
しょぼんぬがティーンズだった頃の思い出のゲームのメカがこのクオリティでプラモになっただけでもう大満足なんですが、一応プラモ自体の感想も書いていきますね。
内部フレームに外装を組み付けてくタイプのキットなのですが、挟み込み式の部位が多く合わせ目のが全体的に出てしまうのがネックですね。
前腕・手・太もも・足、頭頂部ダクト付近…とほぼ全身にガッツリ露出してしまいます。
合わせ目を消して塗装をする場合は各部の後ハメ加工orマスキングも必要になってくるので、綺麗に仕上げるにはある程度のスキルが必要になります。
※テレビシリーズ放映中にリリースされる廉価盤HGを綺麗に仕上げるくらいのスキルです。
プロポーションはコロッとしたフォルムを見事に再現してくれているので大満足!
しょぼんぬ的には頭頂部のちょんまげダクトが無い光武の方が好みなんですけど…。
可動域は上記の通り、上半身は良好ながら下半身は前垂れやダクト?の影響であまり動かせません。
前面のダクトっぽいパーツが可動域を狭めているので、それをスプリング接続に変更すれば改善できるかもしれませんね。
色分けは"光武・改"は良好。気になるのは指の関節位でしょうか?
成型色が非常に綺麗なので、部分塗装で済ませてもいいかもしれませんね。
だがフィギュア…テメーは駄目だ!!
案の定フィギュアは肌色一色ですね。
コックピットが開くギミック付なのでしっかり塗り分けないと格好がつかないので、ここもネックの一つですね。
ボリュームとしては手のひらより少し大きい位なのに専有体積広くてずっしりしてるのがいいですね。
コックピット内部も再現されているので、その辺の密度も素晴らしい。
武器が刀二振りだけなのが少し寂しいかも…。
こう…全機揃えたら1/144轟雷号が組み上がるパーツ付!とか、1/20米田一基立像とか付けてくれればありがたかったかな?
カンナ機はナックルのみ、アイリス機に至っては武装ありませんからね?
…と好きだからこそやや辛口になってしまいましたが、十二分に満足できる仕上がりになっていたので好きなキャラ分位は買っていこうと思います!
できればこれを叩き台にしてアイゼンクライトや光武や光武・改二式、神武、光武F位はリリースして欲しいなぁ…


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